手足のふるえは、緊張や疲労などによって一時的に起こることもありますが、脳や神経の病気、薬の影響、内科的な病気などが原因となっている場合もあります。
ふるえの現れ方や、動かしているときに起こるのか、安静にしているときに起こるのかによっても考えられる原因は異なります。気になるふるえが続く場合や、徐々に強くなっている場合は、一度ご相談ください。
手足のふるえの原因はさまざまです
手足のふるえにはさまざまな原因があります。ふるえが起こるタイミングや左右差、ふるえ以外の症状の有無などによって、考えられる病気が異なります。
脳や神経の病気だけでなく、薬の影響や甲状腺などの内科的な病気が原因となることもあります。
脳や神経の病気が原因の場合
手足のふるえは、パーキンソン病や本態性振戦など、脳や神経の病気によって起こることがあります。ふるえの特徴や現れ方は病気によって異なり、動作時に目立つ場合や、安静時に目立つ場合があります。
また、ふるえに加えて、手足の動かしにくさ、動作が遅くなった、歩きにくくなったなどの症状がみられることもあります。こうした症状がある場合には、原因を確認するために診察を受けることをおすすめします。
薬や内科的な病気が原因の場合
手足のふるえは、服用している薬の影響や、甲状腺機能亢進症などの内科的な病気によって起こることもあります。カフェインの摂りすぎなどが、ふるえを強くすることもあります。
急にふるえが出てきた場合や、薬を変更した後からふるえが気になる場合には、服用している薬や体調の変化について確認することが大切です。
緊張や疲労などが原因の場合
緊張や不安、疲労、睡眠不足などによって、一時的に手足のふるえが起こることがあります。また、カフェインの摂りすぎなどによってふるえが強くなることもあります。
原因がはっきりしていて、休息などによって改善する場合は心配のないことも多いですが、ふるえが長く続く場合や、徐々に強くなっている場合には、一度ご相談ください。
このような症状がある場合はご相談ください
手足のふるえが続いている場合や、以前はなかったふるえが出てきた場合は、一度ご相談ください。
特に、次のような症状がある場合は受診をおすすめします。
- ふるえが徐々に強くなっている
- 安静にしているときにもふるえがある
- 片側の手足にふるえが目立つ
- 手足が動かしにくい、動作が遅くなった
- 歩きにくくなった、歩幅が小さくなった
- ふるえによって字を書く、箸を使うなどの日常動作が難しくなった
- ふるえに加えて、ろれつが回りにくい、顔や手足の麻痺などが急に現れた
当院での診療
手足のふるえについてご相談いただいた場合、ふるえが起こる状況や経過、左右差、ふるえ以外の症状などを確認し、原因を考えながら診察を行います。
必要に応じてMRIなどの画像検査を行い、脳や神経の病気が隠れていないかを確認します。より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、専門医療機関へご紹介します。
よくある質問
- 手のふるえは年齢のせいでしょうか?
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年齢とともにふるえがみられることはありますが、パーキンソン病や本態性振戦など、病気が原因となっている場合もあります。ふるえが続く場合や徐々に強くなっている場合は、一度ご相談ください。
- 手足のふるえがある場合、MRI検査を受けた方がよいですか?
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MRI検査が必要かどうかは、ふるえの現れ方やほかの症状などによって異なります。診察のうえ、必要に応じてMRIなどの検査をご案内します。
- ふるえが急に出てきた場合はどうすればよいですか?
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ふるえが突然現れた場合、特に顔や手足の麻痺、ろれつが回りにくい、言葉が出にくいなどの症状を伴う場合は、脳卒中などの可能性があります。このような場合は緊急の対応が必要です。
